不用品回収には様々なパターンがありますが、不用品回収業を始めるには、許可の取得や届出の提出などが必要です。
消費者は、依頼する前に、その業者が依頼したい内容のサービスに関する許認可を得てるかどうかをホームページなどで確かめておく必要があります。
また、見積もりを出してくれない業者は、その時点で特定商取引法に違反しているため除外しましょう。

不用品回収の内容によって違う許可や届け出について

消費者は利用したい内容の許可を業者が得ているかどうかをホームページなどで確認してから依頼しましょう。

・不用品回収と引越しサービスとを兼ねて依頼する場合は、「一般貨物自動車運送事業の許可」か「貨物軽自動車運送事業の届出」を出している業者を選びます。

・事業所などで産業廃棄物の回収を依頼する場合は、「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得している業者を選びます。

・一般家庭から出る廃棄物の処理には「一般廃棄物収集運搬業許可書」が必要です。

・遺品整理サービスには、「遺品整理士」の資格保有者が必要です。

・不用品を買い取ってもらいたい場合は、[古物商許可]を取得している業者に依頼すると手間が省けます。

優良業者とそうではない業者の見分け方

リサイクル法に基づく家電を除けば、不用品の回収料金の決まりや相場はありません。
そのため、不用品の回収業者選びに失敗したとしても、消費者の自己責任になります。

巡回型の回収業者に依頼する場合の注意点

すべてとは言えませんが、トラックに会社名や電話番号が載っていない業者は危険です。
悪質な業者だと、エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機、パソコンなど自治体で引き取ってくれない不用品をトラックに積み込んでから、それぞれ5,000円~7,000円程度の回収料金を要求してくることもあります。
これは消費者の責任とも言えます。
冷静に考えると、リサイクル法に基づく家電はどこの業者に依頼しても回収料金が発生するのですが、一瞬忘れてしまうことがあります。
トラックから流れてくるアナウンスに「どんな家電も無料でお引き取りをしています」のフレーズの、どんな家電とは「リサイクル法に基づく家電以外」のどんな家電でもという意味で、掃除機やオーブントースター、扇風機などといった小型家電をさします。
主語をぼかしてアナウンスしているため、何となくお得な気がして呼び止めてしまうことがあるようです。

知らないうちに犯罪者に?

悪質な業者は、リサイクル法に基づく家電製品の回収で基本料金をお客さんからいただきながら、分解して部品を売ることもあるようです。
その後スクラップにして処分するならまだしも、解体して売れる部品を外した後は、山奥などに不法投棄する業者もいます。
委託した違法業者が不法投棄を行った場合は、委託した側も逮捕されたり、処罰されたりする可能性があるので 、業者選びは慎重に行いましょう。
トラックで回収する場合も、一般廃棄物処理許可書や市町村からの委託書が必要です。
提示を求めてもあいまいな返事をして見せることなく、見積書もくれない業者は信用できないので、お断りしましょう。

トラック1台に積み放題といったプランは本当にお得か?

不用品の回収方法に、トラック1台に積み放題といったプランもあります。
処分したいものが何点かあるときは、軽トラック1台などを頼むと1点ずつ頼むより安くなります。
地方によって相場は違うため一概には言えませんが、軽トラック積み放題が25,000円前後、1トントラック積み放題が5万円前後、2トントラック積み放題が7万円前後です。
業者によっては丁寧に積む 人もいればざっくりと積む人もいるので、積み放題プランがお得かどうかは、何とも言えないようです。

まとめ

不用品回収業者を選ぶ際には、まず見積書をきちんと出してくれる業者を選びましょう。
また、利用したい内容の許可書などを業者が保持しているかどうかも確認してから依頼しましょう。