2001年に家電リサイクル法が施工されてから、エアコン、テレビ(ブラウン管式、液晶式、プラズマ式)冷蔵庫(冷凍庫も含む)洗濯機(乾燥機も含む)の4品目は、自治体で粗大ごみとして取り扱われなくなりました。
4品目の大型家電については、主にメーカーが回収して、有用な部品や材料をリサイクルして再活用されます。

家電リサイクル法の対象商品

家電を廃棄物として処分するのではなく、リサイクルして利用していこうといった考え方である循環社会を目指して、「家電リサイクル法」ができました。
その際、回収費用や分解や分別のための費用、有害物質の処理費用などが必要になりますが、消費者もその費用の一部を負担することが法律で決められています。

リサイクル料金の目安は?

メーカーや大きさによっても違いがありますが、消費者が負担する金額のだいたいの目安は、エアコンで約1,500円くらい、テレビは1,800円~3,000円くらい、冷蔵庫は3,600円~4,600円、洗濯機は2,500円くらいからです。
エアコンの場合は、取り外しに追加工事費用がかかる場合もあります。

同品目の新しい製品に買い替える場合は?

処分する製品を、購入したお店に引取りを依頼しましょう。
再び同じお店で商品を購入する際は、お店側がサービスでリサイクル料金を負担してくれる場合もあります。
お店ごとで引取り方法が異なるため、事前にお店に問い合わせておきましょう。

大型家電はどのようにリサイクルされるの?

エアコンは冷媒フロンの処理後、総重量の80%以上がリサイクルされています。
テレビのブラウン管は分割され、ガラスとしての再利用を、液晶テレビから取り外された基板は、専用処理施設でリサイクル処理がされます。
キャビネットは破砕機にかけられ、プラスチック原料として再利用されます。
冷蔵庫は冷媒回収機で冷媒フロンを回収し、専門処理施設で処理され、冷媒フロンを回収した後、コンプレッサーを取り外して切断し、中のモーターを取り外します。
洗濯機の洗濯槽のボディなどのプラスチックは、粉砕され再利用されます。

大型家電以外のリサイクル法についても知っておこう!

パソコンリサイクル法とは?

パソコンに関係するものが、パソコンリサイクル法の対象品目となります。
パソコンは粗大ごみなどと一緒に捨てることはできず、メーカーを介して有料でリサイクルします。
PCリサイクルマークがついているパソコンなら、メーカーに依頼すると無料で廃棄してもらえます。ディスプレイやノートパソコンなども同様にリサイクルできます。
パソコンも状態のよい新しいものならリサイクルショップで買い取ってもらうこともできますが、残っているデータを処理するにはお金がかかります。

小型家電リサイクル法とは?

この法律はまだ義務ではなく責務です。
ホームセンターや電気店に設置されている「小型家電回収ボックス」に持ち込みます。
小型家電は携帯電話、タブレット、電子辞書、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯ラジオ、携帯ゲーム機、ドライヤー、リモコン、カーナビ、電気カミソリ、電卓、携帯音楽プレイヤーなどが含まれます。
回収後は、金やレアメタル、鉄、アルミ、銀、銅などに分類され、資源として有効利用されます。

まとめ

家電リサイクル法の対象商品となる大型家電とは、エアコン、テレビ(ブラウン管式、液晶式、プラズマ式)冷蔵庫(冷凍庫も)洗濯機(乾燥機も)の4品目ですが、これらの大型家電を処分するには基本的にお金がかかります。
「家電製品も無料で引きとらせていただきます」などといった甘い言葉の裏側には、不法投棄などのルール違反を犯す悪質な業者も見受けられるため注意が必要です。
正しくリサイクルされないと、フロンガスや鉛などの有害物質が放出されたり、電池などから発火する危険性もあります。
不用品回収に出す場合は、信頼できる業者に依頼することが大事です。