家がゴミ屋敷化してしまった原因は、若い人なら仕事や遊びに追われ、片付ける時間がとれず、そのうちにゴミ屋敷化してしまったという人が、ほとんどのようです。
若い人が片づけに目覚めると、体力や気力もあるため一気に片づけることができますが、シニアの場合、体力も気力も衰えているので、実行に移すことがなかなかできません。
中には、老人性のうつや認知症が原因で、片付けられないこともあります。
こんな場合は、プロの不用品回収業者の手を借りて一気にきれいにしてもらいましょう。
自分で判断ができない場合は、家族や知人がゴミをためておくことがいかに体に良くないかを穏やかに伝えてあげましょう。

ゴミ屋敷に住むシニアの心理

年齢に関係なく、散らかった部屋で暮らすのが好きな人はいません。
本人も「いつかそのうちに、捨てよう」とは思っているのですが、年々体力も気力も衰えてきて、どこから片付ければよいのか分からなくなってしまいます。
また、年配者の多くが着ない服やはかない靴も捨てるのが「もったいない」と思え、ため込むクセがありますが、それがゴミ屋敷生活に陥るきっかけです。

高齢者がゴミをため込むのは認知症の可能性も

核家族化が進み、遠くに住む子ども世代がたまに帰省して、老親の家があまりにも散らかっている状態にびっくりして、認知症ではないかと気づくことが あります。
認知症の症状は様々ですが、今までできていた家事の段取りが分からなくなったり、ゴミを出す日が何曜日だったか忘れてしまったりすることがあります。
そのうち「ゴミを出さなければならない」といったことさえ忘れてしまいます。
そうなると、まわりの人のホローが必要です。

高齢者がゴミをため込むのは老人性のうつかも

老人性うつとは正式な病名ではありませんが、65歳以上の高齢者がかかるうつ病のことを言います。
高齢になると、病気や経済的な不安、家族との人間関係などから落ち込みやすくなりますが、頭痛やめまい、肩こり、耳鳴り、手足のしびれなどの身体的な症状として表れることが多くなります。

不用品の処分は業者に頼りましょう

認知症やうつ病などの症状があろうと、ゴミ屋敷の状態の中で住み続けると命を縮めることになります。
ゴミ屋敷には、カビやダニ、害虫や害虫の糞などがいたるところにはびこっています。
家を片付けて、健康に過ごせる受け皿を作ることが第一です。
まずはSOSを発信することが大事ですが、本人ができないならパ-トナーが、パートナーが無理なら家族が、不用品回収業などプロの業者に依頼することで解決できます。

ゴミの中で暮らすと人はどうなるか?

雑多なものに囲まれて暮らすと、脳は疲れます。
その疲れは、やる気をなくします。
キッチンがゴミの山だと食事もきちんと摂らなくなり、洗面所が不用品で埋まっていると歯磨きや入浴といった基本的なこともしなくなってしまいます。
そんな状態に慣れると、体も脳もうまく働かなくなります。
ゴミの中で暮らすと「ボーッとして過ごす」「元気がでない」「落ち着きがなくなる」「不安や焦りを感じる」など、認知症の初期ともうつ病の初期とも言えない状態が続くようになってしまうようです。

介護保険サービスや見守りサービスの活用

身体の機能が落ちてきてゴミを出すのも困難なようなら介護保険の訪問サービスを利用することも検討しましょう。
また、見守りサービスは、セキュリティー会社、郵便局、生協などが実施しているので検討してみましょう。

まとめ

ゴミ屋敷に住み続けることは、体にも心にも悪影響を及ぼします。
清潔な部屋で暮らすことによって認知症の進行を遅らせ、うつ状態を改善することも可能と言われています。
ひとりで悩まずに身近な人に助けを求めたり、不用品回収業者に依頼するなどして、一刻も早く片付けて、快適な暮らしを取り戻しましょう。